起業を勧める理由と起業を勧めない理由【フリーランス】

起業を勧める理由と起業を勧めない理由【フリーランス】

Webクリエイターの井上(@Kouki_Inoue0411)です。
2016年4月にフリーランスとして起業して4年が経ちました。(2019年現在)
昨今では、ブラック企業や過労働・社畜…様々な言葉が飛び交っており

「起業した方が、稼げるのではないのか?」

と思っている方も多いはず。
そこで今回は、【企業を勧める理由と勧めない理由】を記事にしたいと思います。

起業を勧める理由

基本的に僕の個人的な考え方では、本気でそう思ったのであるならば【起業はするべき】です。
一念発起でも稼げる自信や自分への【セルフプロモーション】【セルフマネイジメント】などが出来るのであるならば起業した方が、もしかしたら今よりも(サラリマーマンよりも)稼げるかもしれません。

自分自身の武器を使って社会にチャレンジできる方は、向いていると思います。
つまり、自分の価値に満足せずに勉強を怠らない人は向いていると思います。

しかし今、言った上記の言葉等が「ちんぷんかんぷん」ならまず、起業はやめた方が無難です。
技術だけでは成功できない世の中になってきています。

時代は【多動力】の時代。

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まずは、起業をする前に勉強をして、実績を作ることから始めた方が、起業するにしても、しないにしても後が楽です。

つまり、正しいやり方でやればやるほど稼げます。
もしくは、時代を切り開ける方は、起業して生きていくことはEASYなのかもしれません。

自分自身の土俵で相撲が取れる

今まで、サラリーマン生活で磨いてきた技術や趣味で好きなことをやってきた知識は、昨今ではお金に変換できます。

一番分かり易いのは、今あなたが観覧しているこの【Weblog(ブログ)】です。
その他に、最近では【YouTube(YouTuber)】が、有名です。
一度は観たこともあると思います。

ブログやYouTubeを副業(複業)としてやっている方は少なくないと思います。
Google AdSenseやアフェリエイトと言った広告収入は不労所得収入と言い、書いた記事や動画は、残り続け観覧してくれればしてくれるほど収益が派生します。

可能な限り、自分の土俵で自分の褌(ふんどし)を付けて自分自身の相撲が出来ます。
もちろんこれだけでは、ユーザー満足度はかなり低いので勉強をしていかなくてはなりませんが。

Web関係だけではありません。
コンサルティング業務や、経営ストラテジー専門家・喋り手など自分が得意な分野なら様々な箇所で勝負ができます。

会社に縛られ干渉されない

起業すれば、上司や先輩からのトップダウンや部下からのボトムアップは、最初の内はほぼありません。(会社が大きくなれば別)
それどころか、何時に出社しても干渉されることはありませんし、退社時間(定時)なんてものは存在しません。

自分のペースで作業をして、自分の力量・器量で仕事を選べます。
事務所持たなくても海外から仕事をされる方もいらっしゃいますし、誰かにトヤカク言われません。

なので、自分の腕でどこまでやれるかとか自分自身の技量があり、世間に自分の会社ではなく自分自身をアピールしたい・有名になりたいと思うのであれば、この時代の起業は向いているかもしれません。

24時間365日が自分の時間

ここに憧れを抱いて起業をする方が一番多いのではないでしょうか?

「時間は有限」

であり、時間の流れは誰しもに平等である唯一のモノです。
なので、時間を有意義に使いたい、時間は自分の為・大切な人の為に使いたい。

このような考え方の人は、基本的に【合理主義】なので、余計なモノを省く作業が得意だと思います。
起業して成功する確率は、グッと上がると思います。

信念がある方

理論や考え方ではなんだ。

「これがやりたいんだ。」

世界でこれが作れるのは、自分しかいない。
このオリジナリティは、自分しか出来なんだ。

このような方は、少し勉強をして起業をされる事をお勧めします。
誰にも考え付かない発明やアイデンティティは武器なります。

しかし、本当に考えなくてはならに事は「お客様ありき」なので、売る商品と売れる商品は違うことを頭に入れておかないと後悔します。
特に小売業をされる方には。

起業を勧めない理由

反対に、起業を勧めない理由も羅列します。
昨今では、起業しても10年継続出来ない会社の確率は90%と言われています。

起業してからの生存年数率(起業の成功率ともいえます)は1年で40%、5年で15%、10年で6%、20年で0.3%、30年で0.02%とのことです。逆に言えば、過半数の60%の企業がたった1年で倒産し、10年で94%、20年以上ではほとんど全部と言っていいくらいの企業が倒産していることになります。

praisevast 起業の成功率は実際にはどれくらいなのでしょうか?

起業したら、生涯通してその仕事をやっていきたいですよね。
僕もその一人です。
10年、20年…ずっと残る会社とまではいきませんが、なるべく残る会社にしていきたいと思い。日々精進しています。

何と無く始めたい方や就職難の逃げ場所にする人

何と無く、時代に乗って起業したい。
とか、就職したけどフリーランスの方が稼げているみたい。

この安易な考えで起業をするとかなり苦労します。
会社勤めの方が楽。(会社勤めは楽じゃないです。)
と、思うようになります。

会社にて20代のかたが、舐められないのは会社のみんな(社長や上司・先輩)が作ってきた【ネームバリュー(名前や商品サービスの価値)】があるから無知で失礼な方でも対等に話してくれるんです。

つまり、会社と言う名前に守られているんです。
しかし、個人になると話は変わってきます。
どこぞの馬の骨かもわからない人間の話なんかまず、聞きません。相手にされません。

ビックリするような態度をとられ、不正(お金を払わなかったり・お客をとられたり…)をされます。
その覚悟が無い人は、フリーランス・起業しても続かないし同業者に迷惑をかける前に考え直しましょう。

憧れの○○社長や○○さんの様になりたいから起業をする

本当のことを言うと憧れの○○さんたちは、“正論”しか言いません。
それは、あなたにとっての“正解”ではありません。

そして憧れの○○さんたちは、もっと売り上げを上げるために(マーケティング・ブランディング)良いことしか言いません。

あなたの様な、信者をターゲットにして自分の商品を買わせます。
あなたは、ターゲット層なんです。
これに気が付けない時点で他社に食われます。

成功者は成功する本質は、何があっても言いません。
独占して間は、自分が絶対的に安全だからです。
あなたは、自分の安全を脅かす相手に腹を見せますか?

腹を見せる偽善者は、即刻に起業などと言う幻想は捨てましょう。

隣の芝は蒼く見える

この考え方をしている時点で起業は失敗します。
自分の商品・サービスを売るのに他者や同業者は、関係ありません。

「隣の人は芝を蒼く見せるのが仕事」

なんです。
だから、起業したらあなたの商品・サービスを隣の人より【蒼く】見せなければ売り上げが立たず潰れてしまいます。

TwitterやInstagram・Facebook・YouTube…
最近では、様々な媒体でのアピール合戦がある中、「隣の芝に目をやり挙句の果てには羨ましい」と思ている時点で負け決定。
やっかみを貰えて一人前。ぐらいの覚悟を持ちましょう。

そして、この考え方の人の最大の特徴は、「青く見えたからそっちに行く」ということです。

器用貧乏な会社にする前に、一貫性をもって起業して、関連性で広げていってください。

リスクマネイジメントが考えれない人

起業するにあたって【リスク】はついて回ります。
つまり【責任】ってやつです。(責任だけではなく損失等)
この責任回避能力であったり、リスクを最小限に抑える仕組み・システムを知らない、出来ないのであるならばそもそも、社長の器ではありません。

上司がウダウダいうのは、リスクマネイジメントをしているからです。
部下の責任なんか取りたくないじゃないですか?
当たり前だよね?
自分の責任も取る前に逃げたいのに、誰かの責任を取るなんてまっぴらごめんです。

だから、“カシラ”が付いている人は、ウダウダ言うんです。
決定権があるんです。
お給料が高くなるんです。
平社員より偉くなるんです。

あなたと言う【リスク】背負っているから。

このリスクマネイジメントが意識できない方は、考え直して会社に就職して勉強した方が、あなたの為です。
誰かがあなたの責任を取ってくれる姿を見て学ぶべき。

起業して仕事で失敗したら【責任】を取るのはあなたです。

まとめ

昨今では、起業・フリーランスのブームです。
アメリカでは、【】の力で成し遂げたいと思う風習が、昔からありました。
特にエンジニアは。
そして、その風習が日本へやって来て今に至ります。
僕もそのフリーランスなんですが。

要は、覚悟がる人は起業するべき。
覚悟の無い人 or 腹がくくりきれてない人は、辞めるべき。とまでは実は、言いませんが、保留してもう少し勉強してみてください。

それは、起業すると言う事は、少なからずあなたの人生の道を選ぶわけです。
石橋を叩いても良いですし千里を越えて行ってもいいです。
あなたの道です。が、大切な、あなたの道です。
しっかり考えて、自分の中で答えを出すようにしてください。

人の意見は、その人の意見で、その人の道です。
起業しようかと悩んでいる方が、人の意見で悩むことなんかナンセンス。
あなたが決めるんです。

この記事を読んでいただいて、起業してもしなくても、心に響てくれたのであるならば、いつか共にお仕事出来る事を心より楽しみにしています。

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