質の高い失敗の先に大きな成功があるので成長の伸びしろも大きい【メンタリング】

質の高い失敗の先に大きな成功があるので成長の伸びしろも大きい【メンタリング】

Web・動画クリエイターの井上( @Kouki_Inoue0411 )です

マインドやメンタルを鍛えるために「失敗を恐れずにやってみる」事が重視されていますが、失敗をする確率を残したまま行なったことでの成長の伸びしろは、本当にあるのでしょうか?

考え無しの失敗は、ただの失敗

トライ&エラーを何度も行い自分のマインドセットを構築し、最善のパフォーマンスを行うことでビジネスなら利潤を、プライベートなら教養を養うことが出来る。

そのプロセスの一環の【失敗】をどの様に捉えるかで次のトライ時の効果を最大に出来るかが決まります。

失敗を恐れずにやる事が大切ではなく、備えて失敗をした後が大切。

よく、

失敗してみればいいんだよ。

と、言われる方がいますがこの失敗の前提条件下での失敗に何の意味があるのでしょうか?

質の高い失敗にする為には、

・成功することを目標とする
・自分で「もしものこと」が起きると予想できる範囲は予想する
・成功させるために準備は怠らない
・念入りに確認する
・失敗しないような行動や発言を試みる
・…

が、あります。
この上記等のことを行わずに、「ノリでやってみた」や「考え無しの行動の先の失敗」にどの様な反省点が見つけられるのでしょうか?

正しい問題認識があるから、正しい問題解決できる

ただ、何となく行った失敗に対しての問題認識は何でしょうか?

「これをやったから(やらなかったから)失敗したんだろうな。」

では、正しい問題認識とは言えません。
適当な定義は、間違えた問題認識につながり、次のトライ時に似た様な失敗を繰り返えします。
加えて、考えが浅はかなので成長の伸びしろも期待できません。
正しい問題認識とは、

~略~

問題の存在を「知る(発見)」ということに加えて、問題を「定義」することまでを含みます。問題の定義とは、解決された状態との関係を明確にすることです。従って、問題の認識とは「問題の発見」から「問題の定義」までの工程となります。

~略~

引用 : FK-PLAZA 問題解決の基本手順

正しい問題を発見するためには、偶発的(ぐうはつてき)ではなく【問題を知る】ことから始まります。
つまり、

「備えていたのに失敗した原因は、何だろう?どこだろう?」

から始まると言う事です。
失敗の仮説ではなく発見することで、最善の問題解決が見つけられ、その問題に関連した事柄を次のトライ時に活かせれることが出来るので、質の高い失敗をし次のトライは質の高いモノになります。

失敗した事実を愚直に受け止める

失敗は、誰にでもある事ですし、決して恥ずべきことではありません。
その失敗をどの様に受け止めて、次に活かすかを他者は観ています。
何度も同じ失敗を繰り返す人に、人は信頼をよせません。

例えば、何十年も続いている老舗店は、最高のモノを提供しているから潰れないのではなく、時代に合った最良のモノを提供しているから何十年も続き“老舗”と言われるようになります。

つまり、一つ成功したからと同じことを繰り返していても、その成功事例はいつか、過去の栄光となり昔話になり通用しない時が来ます。

そこで、過去の栄光にしがみつき

「まだまだ、これで行けるんだ。」

「これで、やってきたんだ。」

となっては、老舗には程遠い結果になる可能性の方が高くユーザーもマンネリ化の原因で他店へ行ってしまいます。

そこで、過去の栄光は過去の栄光として認め、結果が出ていないと言う失敗を素直に認めて正しい問題認識を意識することで【変化できる】店舗作りとなり老舗と言われる可能性が高くなります。

これは、当然店舗だけのことに有らず、

プライドは置いておいて、失敗をきちんと認める事で成長の足掛かりになる。

と言う事に、繋がります。

人は、結果しか見ていない。

トライ&エラーを何度も何度も繰り返して成功を収めた時、何も知らない人は

「あなただから出来たんでしょ?」

「成功できる人は、ごく稀だよ」

と言います。
それは、成功できた貴方の努力をその人は知らないから、言いたいことを言います。
もしくは、軽んじ

「誰でも出来るでしょ?」

「(やったことも無いのに)俺(私)ならもっと出来るよ。」

と簡単に言います。
それは、その人たちはプロセスを知らずに結果(完成品)だけしか見ていないので、努力をしたことのない人の評価は、その位です。

つまり、

人は、氷山の一角の見えるものでしか判断できない

しかし、同業者や苦労をし、その苦労の重さを知っている人は、バックボーンをくみ取り労います。
軽率な行動を取りません。

成長の伸びしろは、予想外と経験の外にある

備えあれば憂いなし」でのトライを行い失敗した時に本当に成長できるのは、自分自身が今まで生きてきた外の世界に多く・大きく成長の材料があります。

予想外や経験外の失敗は、備えれないイレギュラー事項の為、知識・経験0の状態での失敗になります。

この予想外と経験外は、自分の文化圏の外に存在していて未知の世界が広がっており、今までに想像も出来なかった問題解決方法や世界観を知ることが出来る為、新たな自分やトライ方法が出来るようになります。

分からない問題認識なので、問題を解決しようと調べたり、人に聴いたりリサーチをします。
この未知の問題の壁に当たっり解決しようとする行為に人は、大きく成長をします。

まとめ

失敗を恐れずにチャレンジすることは素晴らしい事ですが、何も考えずにただ、やったみた。
では、何となくの成果しか出ません。
人に言われてやってみたでは、失敗は人のせいになります。

そして、「失敗することは素晴らしい」と言う方がいますがそれは、ゴールが無く失敗だけにスポットしている事になります。
まずは、ゴールの成功をする為に行い備え失敗し、成功するためにはと考えるので失敗に価値が出来ます。

つまり、

「失敗をする事が素晴らしい」のではなく、「成功するために失敗を重ねることが素晴らしい」のです。

価値を“カタチ”に、発信する“チカラ”に

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