自作PC【玄人志向 GEFORCE GTX 1070(White Model)・750W ATX電源(80 PLUS Silver 88+)】実装編

自作PC【玄人志向 GEFORCE GTX 1070(White Model)・750W ATX電源(80 PLUS Silver 88+)】実装編

前回、自作のPCを製作しました。

が、本来の目的の“動画の編集・書き出し(エンコード)”の時間の短縮と効率化を図るためにPCの改善を更に行っていきたいと思います。

基本的な組み立ては終わり、使える状態ですが更に加速をつけるために【GPU(ビデオカード・グラフィックカード)】を実装します。
今回実装するのは、【玄人志向 GEFORCE GTX 1070(White Model)】です。

玄人志向 GEFORCE GTX 1070(White Model)

私自身、あまりGPUには詳しくはありませんが、この【玄人志向 GEFORCE GTX 1070(White Model)】を選んだ理由は2つです。

1つ目の理由

基本的にGPUは、ゲームをする時に必需品となっていますが。
私はゲームをしない為スコア等はよくわかりませんが、動画編集ソフトには大きく分けて2つのエンコードの仕方があります。

1つ目は、CPUに依存するエンコード。
2つ目は、CPU+GPUで高速にエンコードをする。
2つともメリットデメリットが存在し、私は今までCPU+GPUでエンコードが可能な動画編集ソフトを使用していましたがGPUが刺さっておらずその恩恵を受けれないでいました。
なのでこの度、GPUを実装することに決めました。

本題。このGTX1070を選んだ理由は、単に消去法です。
GTX1080と言う上位モデル更にGTX1080tiとかは、ゲームを4Kでしたりかなり重い作業を長時間行うならばこちらのほうが良いと思いますが、私のPCにはオーバースペックです。

更に下位モデルのGTX1060もありますが、性能を調べた感じGTX1080を100%とするとGTX1070は約80%の性能GTX1060は約60%の性能。
この40%の差は大きいと感じGTX1070にしました。
最近ではGTX1070tiと言うモデルもありますが、私のPCには本機【玄人志向 GEFORCE GTX 1070(White Model)】で十分です。(軽くオーバースペックです。笑)

2つ目の理由

2つ目の理由は、なんとなくカッコいいから。笑
玄人志向(メーカー)は、ダサいやのなんやろと言われる方がいらっしゃいますが、PCケースのサイドパネルを覆ってしまえば見えませんし(私のPCは覆っています。)サイドパネルをクリアにしてゴリゴリのPCライフを送りたい訳ではなく、仕事ができるPCであればよいわけなので何と無くデザインが良く、性能もほどほどで、安く、早く届く。

これに越したことはないので2つ目の理由は、なんとなくカッコいいから。です。

玄人志向 750W ATX電源(80 PLUS Silver 88+)

GPUの実装に移る前に、電源ユニットを交換します。
理由は、GPUはかなりの電気を使用するからです。
自作PCを行ったときの電源ユニットは、前から持っていた電源ユニットで【玄人志向 400w ATX電源 80PULS】でした。

この400Wが鬼門で、GPU(GTX1070)自体、使用時には約300~350Wほど必要なようです。(いつも、フルに使っているわけではないのでビデオカードを使用する重い作業の時。という意味です。例:そこそこ重い最近のゲーム使用時)
ということは、動画編集時もしくはエンコード時に300Wを使用したらCPUやCPUクーラー・SSD等に電気が回らなくなり簡単に言うとブレーカーが落ちる状態になります。

せっかく。何時間も何日もかけて制作した動画が、エンコード時にプツッっと切れてエンコードできないとか、最悪データが壊れるとか、ありえない話なので、電源ユニットは自作PCを行っていく上では意外に大切なパーツです。

750Wにした理由は、少し余裕を持たさて最大Wに達したときでもブレーカーが落ちないようにするためです。

余談ですが、「Silver・Bronze・Gold」等、さらに種類がありますが、電圧がかかった時にどれだけ上手に対応できる数値だったと思います。
工学上がりではないので間違えていたらすいません。
Platinum > Gold > Silver > Bronze の順番に性能が良かったと思います。
この辺は、コアな方以外気にしなくてもよいかも。

玄人志向 750W ATX電源(80 PLUS Silver)の実装

まずは、【玄人志向 400W ATX電源】を取り外します。
マザーボードやSSDに刺さっているピンを外します。

次に電源ユニット自体をPCケースから取り外します。

これで【玄人志向 400W ATX電源】の取り外しは完了です。

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続いて【玄人志向 750W ATX電源(80 PLUS Silver 88+)】を取り付けます。
取り付け方は取り外し方の反対の手順です。

まずは本機をPCケースに取り付けます。
可能な限り、裏配線を行い、裏外線を行う理由としては、空気の流れ道を作ってあげてその道をさえぎらない用にするためです。

CPUやGPUは、かなり高温の熱を持つため上手に熱を排気しなければならない為、なるべく配線のコードは裏に。
見栄えが良くなったり、どの配線がどこにつなっがっているのかわかりやすくする効果もあります。

次にピンをマザーボードやSSD等に差し込んでいきます。

とりあいず電源ユニットの実装はここまで。

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玄人志向 GEFORCE GTX 1070(White Model)の実装

話が長くなりましたが、ここからが本題です。
それでは、GTX1070を実装していきます。
まずは、GTX1070を実装する場所の確認です。

次にPCケースの背面を空きます。

それでは、GTX1070を既定の場所に差し込みます。

差し込み終えるとPCケースの背面にネジで固定します。

最後に取り付けた電源ユニットから電源を供給できるようにピンを差し込み・・・

GTX1070の取り付けはこれで終了です。

実装後のインストール

インストールは、簡単です。
実装したGPUとモニターをつないでPCの電源をつけてモニターに画面が表示されれば無事に実装完了です。


付属のDVDをPCに取り込みアプリケーションを起動すると【NVIDIA】のダウンロードを開き任意の場所にダウウンロードします。

あとは、【NVIDIA グラフィックドライバー】を手順に沿ってインストールすれば・・・

【NVIDIA コントロールパネル】が自動的に開き動いているか確認して作業終了。

これで、【玄人志向 GEFORCE GTX 1070(White Model)・750W ATX電源(80 PLUS Silver 88+)】実装編は、無事終了です。

設置時間は、撮影をしなければ20~30分くらいで終わる簡単な作業です。
しかしながら、GPUは安いものではないので慎重になってしまいます。
動画編集ソフトの作業やエンコードは驚くほど変わりました。

エンコードのに関しては、動画の種類にもよりますが、エンコード時間は20%~30%位の時間でエンコードできるようになりました。
以前まで使っていたMacbook pro 2010の性能不足というのもありますが、快適に動画編集を行えます。

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