自信を取り戻し結果を出すマインド作り【セルフマネイジメント】
友人、知人や会社の仲間・仕事相手に傷つけられ【自信】を失ったことはないでしょうか?
ネガティブな言葉を浴びせられたり、ストレス下で思うようなパフォーマンスが出来ず、更に自信を失っていく負のスパイラルに自ら入り込んでいませんか?
セルフマネイジメントとは
【セルフマネジメント(self-management)】訳すと自己管理です。
自己管理とは、自分をどう律し、管理するかという能力を表します。
マネイジメントとは?
マネジメントとは、「経営管理」などの意味を持つ言葉で、組織の目標を設定し、その目標を達成するために組織の経営資源を効率的に活用したり、リスク管理などを実施する事を言います。また、「マネジメントの父」と呼ばれるP.F.ドラッカーは著書の中で、マネジメントを「組織に成果をあげさせるための道具、機能、機関」と定義しています。今回は、このマネジメントについてご紹介します。
BizReac マネイジメント
余談ですが、このマネイジメントを遂行する人を『マネージャー』と呼びます。
そして、セルフマネイジメントには大きく分けて、2つあると言われています。
精神的なセルフマネジメント
感情の浮き沈みで、行動するかしないかを決めてしまいがちで、「明日やろう。」が、これにあたります。
感情(精神的)のセルフマネジメントが上手い方は、感情の起伏時でも可能な限り冷静に事を見据え行うことが出来ます。
この、可能な限り冷静に事を行うことで、パフォーマンスの粗が出ずらく、均一に事を運ぶことが出来ます。
合理的とは少し違います。
合理的は能率的・論理的ですが、ここでの精神的なセルフマネイジメントの均一な感情は、自分が出来るパフォーマンスをコントロールしてモチベーションを下げずに長期にわたって行えるマインドのことを指します。
このモチベーションもセルフマネイジメントで管理し目先のモノだけに囚われのではなく、長期的に物事を見て小さな達成を積み重ねていくことで、自信の積み重ねに繋がっていき、心の安定にもつながっていきます。
さらに、モチベーションが保たれると外的ストレスにも強くなり、必要・不必要もマネイジメント出来るようになってきます。
悲観主義者はあらゆる機会の中に問題を見いだす。
楽観主義者はあらゆる問題の中に機会を見いだす。
ウィンストン・チャーチル(イギリスの政治家、軍人、作家)
肉体的(物理的)なセルフマネイジメント
【病は気から】で精神的マネジメントを行いだすと肉体的(物理的)マネイジメントもコントロールと向上も期待できます。
パフォーマンスが安定化されることで生産性が安定化・向上されその分、インプットやその他に割ける時間・リソースを使うことで有意義に行動を行うことも可能なので最終的には、幸福感へとつながりさらに、グッドサイクルになります。
さらに、会社員の方も個人事業主の方のフリーランスの方もこの
肉体的なセルフマネイジメントを行うことで、仮に定年の概念が無くなるかもしれないこの世知辛い世の中を生き抜くための時間の有効な使いかたを行い・高めていくことで、安定した人生設計も立たれてきます。
20歳の顔は自然から授かったもの。
30歳の顔は自分の生き様。
だけど、50歳の顔にはあなたの価値がにじみ出る。
ココ・シャネル(フランスのファッションデザイナー、シャネルの創業者))
セルフマネジメントを怠る理由
- 自分は出来ないと思い込んでいる(出来ないと言われてきた)
- ストレス下にて自尊心が低迷している
- 今の生活・人生に満足している
- 悲観主義だと思い込んでいる
他にもありますが、大きく分けると【自分に過小評価過ぎる人と過大評価過ぎる人】は、セルフマネイジメントを怠る傾向にあります。
元来、セルフマネイジメントは自分自身の統制を掲げているので、この【過大評価過ぎる人と過小評価過ぎる人】が、バランスをとるために行うことで、人生のパフォーマンスと幸福度の向上(均一化・安定化・・・人それぞれですが。)を目指すためのこと。
しかし、一番厄介なマインドは、【思い込んでいる】もしくは、【囚われている】方です。
最強のマインドは、【自己洗脳(思い込み)】だと自負していますが、この「思い込み」の使い方次第でGoodにもBadにもなると言う事
努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る。
井上靖(日本の小説家)
セルフマネイジメントを高めていくには
では、セルフマネイジメントを高めるにはどのようにすればいいのかをピックアップします。
目標を立てて明確化する
“マネイジメント”を行うので【目標】が必要です。
つまり、
「自分はどうなりたいのか。」
「何がしたいのか。」
「何者になりたいのか。」
ゴールがあるからこそ、その方向に意識が向き、その意識が思いになり志になります。
そして、そのゴールを達成するために考えはじめ、その後行動し始めます。
人間の行動心理です。
行動を具体化する
次に、そのゴールに向かっての行動を具体化してみる事です。
ただ、何となく行動してみて自己満足に縋(すが)るなるのではなく、
きちんと計画性と明確性を洗い出して最短距離で達成するのか、関連性のあることも始めてみるのかを考える。
闇雲の行動しても成果の出ない・結果の出ない行動になり「上手くいかない。」「上手くいっている人は一部の人だけ」と思い込むようなり、セルフマネイジメント失敗。
本末転倒な結果になりかねないので、何をやっていくか・どのようにやっていくかを可能な限り明確化してみる事です。
ToDoリストで近々のことをタスク上にしてクリアにしていき、短期目標・中期目標・長期目標・超長期目標を立て、どの様にそこに向かって行くかを考えた方が有意義です。
達成できる目標をクリアし自信を付けていく
そして、コツとしては達成できる目標を行っていき、数をこなし、小さな自信を付けていくことでいずれは大きな自信に変わる。
【塵も積もれば山となる】をポジティブに考えていきましょう。
そして、
達成できたことに無理矢理感謝を感じるのではなく、愚直でもいいのでどのように感じるかが大切なことで、何も感じないことが悪ではありません。
そんな時もあると思いながら、硬くなった心をしっかりと見つめてあげることで、達成の先の自信も大きくなったり小さくなったりします。
そしてまた、目標を立て直して達成できるステージを上げていくことで今より少し明るい煌びやかな世界が待っているかもしれません。
つまり、セルフマネイジメントを行い目標を達成してそのプロセスの中に何を見出したが大切で、小さな目標でいいので身の丈に合ったことをコツコツと行い達成していくことで失っていた自信も取り戻せて行くはずです。
更に、自信が付いた頃には他者のネガティブな発言や愚弄の数々(要はストレス)も「戯言(ざれごと)」と思えるようになるかもしれません。
まとめ
セルフマネイジメントは、自分でやってみることで効果が出てきます。
セルフ=自分自身ですから。
個人差はありますが、このセルフマネイジメントは、誰かに言われてやることでもないし、ましてや上司やパートナーに強要されてもストレスになるだけなので、自発的に行っていかなければ薄利です。
そして、ゴールは人それぞれです。
もっとメンタル的に強くなりたいとか、ビジネスで成功したい・生産性を上げたい・自信を付けたい・・・
セルフマネイジメントは、「誰でも・いつでも・いつまでも」行うことが出来し、最終的には自分次第なので結果にこだわらず・固着せず自分のペースで行ってみて下さい。
参考にさせてもらった記事
BizReach セルフマネイジメント : https://bizhint.jp/keyword/108652
マイナビ 「自己管理能力」の意味とは? 向上させるためにはどうすればいい? :
https://gakumado.mynavi.jp/freshers/articles/52578
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